2021年5月末、
台湾の防疫が突然破綻し、既に注文したワクチンが到着していない状況が発生し、社会的な危機が引き起こされました。この状況を知った日本政府は、1週間以内に困難を排除し、台湾へのワクチン寄付手続きを完了させました。6月4日には124万回分のワクチンが順調に台湾に届き、台湾の切迫した状況を救いました。様々な情報源から、安倍晋三前首相の積極的な仲介が功を奏したことがわかっています。
その後、日本政府は順次台湾に対して5回のAZワクチンの寄付を行いました。具体的には、7月8日に113万回分、7月19日に97万回分、9月7日に6.4万回分、9月25日に50万回分、そして10月27日に30万回分のワクチンを寄贈し、合計で台湾へのAZワクチンの寄贈は420万回分を超えました。
12月1日、安倍晋三氏は公に「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」 と強調しました。これは、日本が台湾政策を「模糊から明確へ」と転換した重要な一歩と言えます。彼は中国が台湾に対する圧力を高め、大量の軍用機を派遣して威嚇していることを指摘し、日本が意志を示す必要があり、中国に事態がどのように展開する可能性があるのか、どんな危険な結果が生じる可能性があるのかを知らせる必要があると述べました。
安倍前首相は日本史上最も任期の長い首相であり、退任後も日本の政界や一般市民から広範な支持を受けています。また、彼は自由世界の各国のリーダーや政治家との関係が良好であり、国際的な影響力を持っています。また安倍晋三氏は、故・台湾前総統の李登輝氏と非常に深い交流があり、過去20年以上にわたり何度も台湾を訪れ、台湾の状況や社会に深い理解を持っています。在任期間中、現在の蔡英文総統とは常に良好な対話を持ち、お互いに励まし合い、台湾の国際地位向上のために力を尽くしています。
今後、日本と台湾の民間の安全保障対話、日米台三国の対話の開始、および台湾の国際組織への加入(特に台湾人が最も関心を持っている環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)など)において、台湾は日本の支援を必要としています。
中国共産党の圧迫に直面し、内外の困難に立ち向かう現在、日本の支持と友情は台湾の強力な支えとなることは間違いありません。過去には「李登輝友の会」が両国の民間交流を支える大きな潮流を生み出しました。今後は、台湾の有志と日本との交流を深め、党派を超えて力を結集することを望んでいるため、「台湾安倍晋三友の会」を設立しました。
私たちは台湾人の「吃人一口、還人一斗」(飲水思源)の精神を持ち、台湾を助けてくれるすべての友人に感謝し、現在の台湾が直面している状況と日台交流を強化する方法を考慮しながら、一味同心に支持と参加を呼びかけ、共に盛り上げていきたいと思っております。